メリルリンチ日本証券の企業研究| 会社概要・競合他社・採用情報
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2018年03月28日更新
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メリルリンチ日本証券の企業研究| 会社概要・競合他社・採用情報

Merrill Lynch Japan Securities Company, Limited

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メリルリンチ日本証券を企業研究

今回ご紹介するのは、外資系投資銀行の中でも際立って人気度の高い、メリルリンチ日本証券

この記事を読んでいる方の中には、メリルリンチ日本証券への就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。
面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか?」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

(1)会社概要 (2)「企業」を知る (3)「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。

メリルリンチ日本証券の会社概要(平成28年11月22日現在)

商号メリルリンチ日本証券株式会社
(Merrill Lynch Japan Securities Company, Limited)
発足1998年2月26日
代表者代表取締役社長 瀬口二郎
従業員数718人(平成27年12月末現在)
本社東京都中央区日本橋一丁目4番1号日本橋一丁目三井ビルディング
売上高53,590百万円(平成27年3月期)
一人当たり売上高約74百万円(平成27年3月期)
営業利益46,562百万円(平成27年3月期)
平均年収1,200万円(口コミサイト参照)
「メリルリンチ日本証券」を知る。志望理由でライバルとの差を付けよう!
ここでは、メリルリンチの経営理念や同じ外資系投資銀行業界に属する競合他社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数ある外資系投資銀行会社の中で、なぜメリルリンチなのか?」という質問への対策を考えましょう。

メリルリンチ日本証券について深く知るために、まずはメリルリンチ日本証券の経営理念を確認しましょう。そこからメリルリンチ日本証券が求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

メリルリンチ日本証券は特定の経営理念を持っていないため、ここでは「日本における概要」にある「当社の姿勢」を抜粋しておきます。

『まずお客さまを第一に‐バンクオブアメリカ・メリルリンチが日々心掛けていることです。お客さまのニーズを常に十分把握したうえで、誠実な対応に努めます。 当社の業務を支えているのは、チームワークです。国境を越えて多様な人材が集結し、お客さまの理想を実現するお手伝いをさせていただきます。 ただし、仕事や業績がすべてではありません。当社の従業員は、責任ある企業市民でありたいと考えています。世界各地の地域社会の発展のため、積極的な貢献を続けていく所存です。 』(メリルリンチ日本証券「日本における概要」より引用」)

ここからわかるポイントは、「お客さま第一」「誠実さ」「積極的な社会貢献」の3点。 メリルリンチは、チームワークを重んじ、顧客のために誠実な対応ができる人材を求めており、創造性や柔軟性、旺盛なチャレンジ精神といった資質を重視しています。また、人を思いやる気持ちや強いメンタリティ、そして自分の意見を主張しつつ、同時に人の意見に耳を傾けて理解し、ベストな判断を下せるコミュニケーション能力を持っていることも重要な要素とされています。

ですから、経営理念や求める人材像に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の3点だと考えられます。
・特定の分野において価値を生み出した経験
・困難な課題に取り組み、強い意志を持ってチャレンジした経験とその成果
・チームで達成した課題、その中での困難や失敗、それを乗り越える経緯について



次に、外資系投資銀行業界の中でメリルリンチ日本証券と競合他社とを比較してみましょう。
メリルリンチの競合他社といえば、同じく投資銀行の機能を持つ外資系企業、モルガン・スタンレーゴールドマン・サックスCitiグループなどが挙げられます。どの企業も日本に限らず世界的なシェアと実績を残しており、このような企業に対して優位性とることがメリルリンチのさらなる発展につながると思われます。
例えば、メリルリンチの強みは日本と海外をつなぐビジネスの拡大にあります。日本企業の株式や社債を世界の投資家に売り込んだり、日本企業に海外企業の買収を提案したり、外資系としての優位性を活かし日本と海外をつなぐビジネスを拡大させています。 また力をつけた日本の金融機関がM&Aでの助言業務を始めたことにより、 海外での日本のセールスマンとしての役割にも注力しています。
これらの強みを最大限に活かすことこそ、メリルリンチが優位性を獲得するカギとなり、今後の更なる発展に繋がると考えられます。

さらに、メリルリンチの財務状況を確認しておきましょう。
メリルリンチ日本証券の平成26年売上高は、71,942百万円、営業利益は64,823百万円となっており、翌、平成27年3月期の売上高は53,590百万円、営業利益は46,562百万円です。さらに平成27年度より決算日を3月から12月に変更し、最新の平成27年12月期決算報告では、3月から12月の9か月間の業績として、売上高39,348百万円、営業利益33,223百万円を計上しています。
外資系投資銀行は財務状況を非公開とする企業が多く、売上高での比較が難しくなります。ちなみに、メリルリンチと近い売上高を公開しているゴールドマン・サックス証券は、平成26年3月期売上高を84,693百万円としています。


最後に、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
現状では、企業の合併・買収(M&A)はますます盛んになっています。これまではファンドが主導してきたM&Aは近年になり一息つき、代わって事業会社によるM&Aが増加しています。M&Aが企業の戦略として広く認められ、実際に効果的に活用されるようになってきたといえるでしょう。

「メリルリンチ日本証券の採用情報」を知る。過去の選考をチェックしよう!

ここまでメリルリンチ日本証券についての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。
選考フロー
・投資銀行部門/資本市場部門、金融市場部門、調査部、証券業務部、テクノロジー部
(1)エントリーシート
(2)オンラインテスト(約90分)
※部門別選考のため、プロセスは各部門により異なります。
投資銀行部門/資本市場部門の選考には、4日間のウィンタージョブが含まれます。
エントリーシート
過去のES出題例は、以下のとおり。

「バンクオブアメリカ・メリルリンチおよび第1志望部門への応募理由をご記入ください。
(日本語500文字以内)」
「バンクオブアメリカ・メリルリンチおよび第1志望部門への応募理由をご記入ください。
(半角英文1000letters以内)」
「学業、ゼミやクラブ活動など学生生活での経験に基づいて得たものなどのセールスポイントをお書きください
(半角英文600letters以内)」
「あなたが今までに、個人またはチームによって何かを成し遂げたと自負している経験について述べよ
(1000文字以内)」


志望理由やアピールポイントを問う、比較的一般的なものと言えます。
ESを書く際には必ず「Conclusion First」を意識し、結論を簡潔に、そして問われていることについて論理的に答えるよう心掛けましょう。
例えば1番目の質問では、「なぜこの業界を目指したいのか」「その中でもなぜ他ではなくメリルリンチなのか」「なぜこの部門を志望するのか」の3点が問われています。

自分の理想とする社会人像や、外銀IBDの職を希望する理由、数ある外銀IBDの中でもメリルリンチを選んだ理由、というように、論理的でわかりやすく相手に伝わる記述を目指しましょう。

また特筆すべきは、3番目の「セールスポイント」です。
「セールスポイント」と明確な記載があるということは、あなたがこの企業にどのように貢献できるかをアピールする必要があります。あなたがどのような人間でどのような経験をもとにどのような価値を生み出せるかを、しっかり分析してから書きましょう。
面接
過去の面接での質問例は、以下のとおり。

「自己紹介と志望動機」
「仕事をする上で大事だと思うこと」
「人生で必要だと思う3つのものと、その理由」
「どうしてマーケット部門なのか」
「もう一人の学生への印象」
「その日は選挙の日だったので、選挙の投票率をあげるにはどうしたらよいか」
「人に自慢できると思うこと」
「休みの日は何をしているか(英語)」


ESと同様、一般的な質問が多いようです。やはり「なぜメリルリンチか」「なぜその部門か」というポイントは明確に整理しておく必要があります。就活の軸や人生の軸を聞くことで、しっかり考えて行動できる人物かどうかを見ています。
また、時事ニュースについてもよく問われるようです。最近起こった出来事にはアンテナを張り、その出来事をどう捉えているか述べられるようにしておくと役立ちます。
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・Unistyle
・外資就活ドットコム
・メリルリンチ選考詳細
・Jobweb
・One Career
・Solomon
・外資系投資銀行の現状,KOTORA
・日本における概要|日本のバンクオブアメリカ・メリルリンチ,http://www.japan.ml.com/japan_overview/mljs_important_msg.asp,2016年11月22日DL.
・バンクオブアメリカ・メリルリンチ|日本の新卒採用,http://www.japan.ml.com/campusrecruiting/recinfo_newgrad.html,2016年11月22日DL.
・日本における概要|日本のバンクオブアメリカ・メリルリンチ,http://www.japan.ml.com/japan_overview/mljs_finance.asp,2016年11月22日DL.
・ゴールドマン・サックスの新卒採用・企業情報|リクナビ2017,https://job.rikunabi.com/2017/company/top/r725110046/,2016年12月10日DL.
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