インターネット・通信業界の概要・職種・魅力・動向 | 業界研究記事

今回ご紹介するのは、インターネット・通信業界。

「「ダイヤモンド就活ナビ」では、そこまで目立ったところにないとはいえ、楽天やKDDIなどの大手の名前がみられます。「業界ランキング」では、「利益率」が20以内に、「伸び率」「経常利益」が40以内に。通信のみでは「業界規模」が9位、「総資産額」が10位、「労働者数」が45位、「勤続年数」が26位、「平均年収」が3位と、特に通信業界のほうが目立った動きをみせています。

この記事では、以下の3つの角度からインターネット・通信業界への理解を深めていきます。
（1）業界概要
（2）業界の魅力
（3）業界動向
この項目では、業界の事業内容や他業界との比較、業界特有の職種、そして業界に属する主要企業について解説します。

【事業内容】
今や子どもから大人まで馴染みのある業界。生活の中でもいたるところで身近に感じている存在です。
インターネット事業とは、インターネットを利用したビジネスであり、それは企業向けのものと一般消費者向けとに分かれます。前者であればホームページの制作や運営、ネットワークの構築、インターネットでの広告代理などがあり、後者ではソーシャルゲームやSNS、オンラインショッピング、ポータルサイトの運営などになります。
そして、通信業的には、急速に発展するエリアの拡大・形成、Wi-Fi網の整備など...そのニーズも高く、急ピッチで進められています。電話などの固定系通信、そしてインターネットなどの移動系通信など、それらの設置や施工、ネットワーク設計などをおこないます。

【他業界との比較】
今や生活に欠かすことのできないインターネットですが、電話やテレビなどの幅広い範囲がある通信と比べると、後者のほうが賑やかな状態となっているようです。インターネット業界では伸び率や経常利益がランクインしているとはいえ、労働者数や勤続年数、そして平均年収ではそこまで大きな数字は出せていません。逆に通信業界といった広い目で見たほうが、その規模の大きさが目立つものとなっています。やはり、昔からある電話やテレビなどの定番通信アイテムのほうがより強固に定着し、勢力が伸びているインターネットでも敵わない通信設備になっているといえます。なによりも、インターネットは高齢者や小さい子どもには扱いにくいものとなっています。そこらへんが数字としての差になっているのかもしれません。

【業界特有の職種】
・セールスエンジニア
・商品企画・プランニング
・カスタマーサポート
・ネットワークエンジニア

【主な企業】
インターネット　楽天、ヤフー、ディー・エヌ・エー、ニフティ、スタートトゥデイなど
通信　　　　　　NTT、ソフトバンク、ドコモ、フジ・メディア・ホールディングスなど
インターネット・通信業界で働くやりがいや魅力としては、主に以下の2つが挙げられます。

（1）若い世代でも活躍できる
全体的に若い世代が多い業界。入りたててでも、豊富な知識と確かな技術があれば、それなりの活躍ができます。

（2）グローバルビジネスを実感することができる
日本国内だけでなく、常に世界を意識した見方、そしてプロジェクトに参加する機会も多くあります。

PCだけでなくスマートフォンなど、拡大し続ける業界。国内では大手ショッピングサイトを中心にリアル店舗をしのぐ勢いとなっています。 �