ITサービス・ソフトウェア業界の概要・職種・魅力・動向 | 業界研究記事

今回ご紹介するのは、 ITサービス・ソフトウェア業界。

「ダイヤモンド就活ナビ」でもNTTデータや新日鉄住金ソリューションズなどの企業が、男子を中心に人気となっています。「業界ランキング」では、「業界規模」が39位、「経常利益」が44位、「労働者数」が16位といった結果になっています。ITサービスやソフトウェアは、今や欠かせない業種です。特に若い世代には身近なところもあるせいか、労働者数が目立ったものとなっています。

この記事では、以下の3つの角度からITサービス・ソフトウェア業界への理解を深めていきます。
（1）業界概要
（2）業界の魅力
（3）業界動向 この項目では、業界の事業内容や他業界との比較、業界特有の職種、そして業界に属する主要企業について解説します。

【事業内容】
ITサービス・ソフトウェアは、いわゆる情報サービス産業です。情報インフラを支える欠かせない業種。その重要度はますます高いものとなっているといえます。
その業務はコンピューターシステムを使って運用・管理する事であり、目的を成し遂げるためのサポートです。システム構築から保守・運用までのすべての業務をいいます。
そして、ソフトウェアは大きく分けて2つに分類することができ、オペレーティングシステム（もしくはOSで、基本ソフトウェア）とアプリケーションソフトになります。特に有名なのがマイクロソフト社であり、オペレーティングシステムではWindowsが、アプリケーションソフトではWordやExcelなどのがこれにあたります。

【他業界との比較】
ITサービス・ソフトウェアは、日常生活で誰もが身近に感じているもの。小さい子どもでさえ、その存在には触れています。たそういったこともあり、規模も大きく労働者数も多いものとなっているわけですが、その割には勤続年数や平均年収などが高いものとなっていません。伸び率でみてみると、同じく生活に欠かすことのできないインターネットやモバイルなどが上位にランクインしているわりには、ITサービス・ソフトウェアはランクインさえしていません。業種的に似ているとはいえ、その仕事内容や憧れ、イメージなどはまったく異なるものとなっているようです。ちなみに、インターネットやモバイルにおいての勤続年数・平均年収は、ITサービス・ソフトウェアよりも低いものという、まさに逆の結果となっているのです。

【業界特有の職種】
・システムエンジニア
・プログラマー
・ネットワークエンジニア
・セールスエンジニア
・システムアナリスト・コンサルタント
・プロデューサー
・Webディレクター
・Webデザイナー
・カスタマーサポート
・法人向け新規開拓営業
・法人向けルート営業

【主な企業】
NTTデータ、大塚商会、野村総合研究所、伊藤忠テクノソリューションズ、ITホールディングス、SCSK、日本ユニシスなど ITサービス・ソフトウェア業界で働くやりがいや魅力としては、主に以下の3つが挙げられます。

（1）チームの団結力が上がる
一人で動く事はほとんどなく、数人のチームで仕事に当たります。より一体感を感じて働く事が多い職種です。

（2）他社との繋がりがある
他社で仕事をすることもあり、さまざまな考えや視野に触れることができます。いろんな人から刺激をもらえます。

（3）常に変化と刺激がある
技術や環境が常に変化し、最先端の技術が生まれていきます。それに触れることで新鮮な気持ちや刺激を得ることができます。

景気が回復するにともない、IT投資が増加。今後はアジアなどの海外展開にも期待があつまり注目されています。 リーマンショックや東日本�