LIXILの企業研究

今回ご紹介するのは、キッチン・浴室・トイレなどのリフォームで有名な株式会社LIXIL。

この記事を読んでいる方の中には、株式会社LIXILへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、株式会社LIXILの経営理念や同じ住宅設備業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数ある住宅設備会社の中で、なぜ株式会社LIXILなのか？」という質問への対策を考えましょう。


株式会社LIXILについて深く知るために、まずは株式会社LIXILの経営理念を確認しましょう。そこから株式会社LIXILが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

株式会社LIXILの企業理念は、以下の通り。
『私たちは、優れた製品とサービスを通じて、世界中の人びとの豊かで快適な住生活の未来に貢献します。』
（HPのグループ理念より引用）

ここから分かるポイントは、「サービス」「貢献」の3点。
株式会社LIXILでは自社の製品を通して、快適な生活や未来を届ける事を目標としています。また、会社として世界に目を向けています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の2点です。

• 「今までアルバイトなどを通して喜んで頂いたサービス」
• 「今までで貢献してきたこと」

次に、住宅設備業界における株式会社LIXILと競合会社と比較してみましょう。
株式会社LIXILの競合といえば、TOTO株式会社が挙げられます。
株式会社LIXILとTOTO株式会社はどのように違うのでしょうか。

株式会社LIXILとTOTO株式会社は家の中のリフォームや衛生機器、住宅設備機器の販売を行っているメーカーとしてライバル関係にあります。

まずは売上高を比べてみます。平成26年度3月期の売上高では、株式会社LIXILが9,548億円で、TOTO株式会社は5,534億円という結果です。売上高に関しては株式会社LIXILが上回っています。
また、国内のシェアにおいては、株式会社LIXILが業界2位となっており、TOTO株式会社は3位ですので、国内のシェアから見るとお客様に支持されているのが分かるのではないでしょうか。
海外のシェアについては、TOTO株式会社が先をいく形となっていますので、これからの国内のシェアのみならず、海外にも力を入れ始めている株式会社LIXILはさらに売上高を伸ばしてくるのではないでしょうか。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
近年では平成21年度まで減少傾向にあった住宅設備も、震災などの影響もあり、需要が伸びている傾向にあります。また、景気の回復や消費税増税の前の駆け込み消費の影響も受けて、ここ数年は伸びています。過去の業績の低迷により、その頃から業界では再編などが進んでいる状況でして、株式会社LIXILでも平成23年に6つの企業が統合する形で誕生したのも記憶に新しいと思います。規模の拡大によって、業界トップのパナソニックと並ぶような大きな企業となりました。これからも業界での生き残りをかけて再編などが進む傾向にあるとみられています。

ここまで株式会社LIXILについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。