デジタルハーツの企業研究

今回ご紹介するのは、デバック事業や「Fuguai.com」の運営で有名なデジタルハーツ。

この記事を読んでいる方の中には、デジタルハーツへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、デジタルハーツの経営理念や同じIT業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数あるIT会社の中で、なぜデジタルハーツなのか？」という質問への対策を考えましょう。


デジタルハーツについて深く知るために、まずはデジタルハーツの経営理念を確認しましょう。そこからデジタルハーツが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

デジタルハーツの企業理念は、以下の通り。
『デジタル社会がどのように高度化しようとも、私たちは不具合検証を通してクライアント様の心を受け継ぎ、最終使用者であるユーザー様へと、その「心」をつなげます。私たちにとって日常となっているデジタルライフがより安心・安全なものであるために。』
（企業HPより引用）

ここから分かるポイントは、「つなげる」「安心・安全」の2点。
デジタルハーツ

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の2点です。

• 「今までに次につながるような出来事」
• 「今まででに深く印象に残っている出来事」

次に、IT業界におけるデジタルハーツと競合会社と比較してみましょう。
デジタルハーツの競合といえば、ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングスが挙げられます。
デジタルハーツとポールトゥウィン・ピットクルーホールディングスはどのように違うのでしょうか。

事業について比べると、デジタルハーツではデバック事業、その他の事業として「Fuguai.com」やデジタルハーツ・クリエイターズ・ネットワーク事業の2つの事業からなっています。デバック事業では、家庭用のゲームソフト、モバイルコンテンツ、パチンコなどの業務ソフトなどに係わる製品の不具合を検出、報告するサービスが特徴です。「Fuguai.com」では、自動車や食品などのあらゆる製品の不具合などの情報を公表でき、その情報をユーザーが閲覧できるサービスを行っています。

一方ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングスでは、デバック・検証事業、ネット看視事業などの事業を行っています。その他の事業を含めると約20社の企業からなっている企業で、デバック・検証事業ではソフトウェアやハードウェアの品質の向上をサポートすることが特徴です。ネット看視事業では、インターネットのサポートを行うために、コンテンツに含まれている違法有害情報の検出や不正利用の検出を行うことを目的としています。

次に財務状況について比べると、デジタルハーツでは6,885百万円（平成25年3月）で、ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングスでは14,753百万円（平成25年3月）であり、売上高ではポールトゥウィン・ピットクルーホールディングスが上回る結果となっています。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
IT・システム情報などの業界での近年のトレンドはインターネット上で大量の情報を管理する事の出来るビッグデータに注目が集まっています。ビッグデータの活用によって、様々な情報の管理が出来るようになる為、企業などの新規事業に役立てることが出来ます。
また、急速なインターネットの普及によりどの企業にも必要不可欠な存在となっているのですが、IT業界では人材不足が叫ばれている為、早急な人材確保が必要となっています。

ここまでデジタルハーツについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。