メディア工房の企業研究

今回ご紹介するのは、コンテンツの制作や美容関連事業で有名なメディア工房。

この記事を読んでいる方の中には、メディア工房への就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、メディア工房の経営理念や同じ情報・通信業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数ある情報・通信会社の中で、なぜメディア工房なのか？」という質問への対策を考えましょう。


メディア工房について深く知るために、まずはメディア工房の経営理念を確認しましょう。そこからメディア工房が求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

メディア工房の企業理念は、以下の通り。
『お客様にご満足いただけるパイオニアであり続けるために「人に優しく、人を大切に」』
（企業HPより引用）

ここから分かるポイントは、「優しく」「大切」の２点。
メディア工房では、お客様の満足のために「人に優しく、人を大切に」をモットーに様々なことに挑戦することを目標としています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の２点です。

• 「今までに何か活動した時のこと」
• 「今でも大切にしていること」

次に、情報・通信業界におけるメディア工房と競合会社と比較してみましょう。
メディア工房の競合といえば、スペースシャワーネットワークが挙げられます。
メディア工房とスペースシャワーネットワークはどのように違うのでしょうか。

事業について比べると、メディア工房ではコンテンツの制作・配信事業、美容関連事業、O2O事業の3つからなっています。コンテンツの制作・配信事業では、携帯やパソコンのユーザー向けに、占いやペット、美容関連コンテンツを提供していることが特徴です。美容関連事業では、韓国の人気グループがイメージモデルを務めている店舗の運営などを行っています。
O2O事業では韓国の企業と資本提携を行い、広告ビジネスの展開を行っていることが特徴です。

一方スペースシャワーネットワークでは、パッケージメディア事業、デジタルディストリビューション事業、イベント事業など約16もの事業からなっています。パッケージメディア事業では様々な映像やコンテンツの再編成をしてDVDとして提供し、デジタルディストリビューション事業では携帯電話やパソコン向けのデジタルコンテンツを配信していることが特徴です。
その他にもレーベル事業や出版事業を行うなど、事業は多岐に渡っています。

次に財務状況について比べると、メディア工房では24億円（平成26年）で、スペースシャワーネットワークでは116億円（平成26年）であり、売上高ではスペースシャワーネットワークが上回る結果となっています。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
情報・通信業界の中でも、コンテンツ市場の規模は11兆円（平成25年）を超えており、ここ数年は横ばいとなっています。コンテンツでもデジタル化していない部分があり、まだ伸びる余地があることが現状です。

コンテンツ産業の内訳は、デジタルコンテンツが7兆円以上の規模があり、規模の大きさがうかがえます。その中でも静止画テキストや動画のデジタル関連は半分以上も占めていることから、スマートフォンなどで手軽に見たり、使ったりすることの出来るコンテンツはニーズが高いようです。

ここまでメディア工房についての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。