あなたは大丈夫？企業説明会で好印象な学生とは？

就職活動中には、多くの企業説明会に参加することになります。説明会は企業規模によって十数人での開催の場合もあれば、数百人にも上る参加者が集まる場合もあります。

実際のところ、どのような開催規模であっても、説明会の時点で就職活動は始まっている、選考への影響があるということを意識しておくことが重要です。
今回はその背景と、実際に気をつけたいポイントについてご紹介します。 前提として理解しておきたいのは、企業説明会で好印象である学生に是非選考でも会いたいという気持ちが採用を行う企業にはあるということです。

実際に企業説明会の際に就活生の前に立って話しをすると、想像をしている以上に就活生の聞く姿勢や表情というのは印象に残ります。数百人会場にいる場合であっても、良い意味で目立つ学生は目に入ってくるものです。
このような時、場合によっては良い印象の学生の名前を控えることもあります。

大人数 対 採用担当者ではなく、自分と1対1で話しを聞いているのと変わらない姿勢を保てるように心掛けることが重要です。 では具体的にどのようなポイントに気をつけると良いのでしょうか？実際に、企業説明会で印象を左右する5つのポイントをご紹介します。

（１） 正しい姿勢で話を聞いているか
まず挙げられるのは話を聞く姿勢です。人の話を聞いている時は、思いの外気が抜けやすいものです。実は前から見た時に椅子にもたれ掛かっていたり、足を組んでいたり、頬杖をついている就活生は悪目立ちしています。

背筋を伸ばし、正しい姿勢で話を聞くように心掛けましょう。

（２） 話を聞く際のリアクションがあるか
次に挙げられのが、話を聞く際のリアクションです。説明会である程度人数がいる場合でも、話者の方をしっかり見ていたり、適度にうなずいたり、リアクションが見える就活生は印象に残りやすいと言えます。

表情やこうしたリアクションから、就活生が理解してくれているか説明を行う採用担当者や社員の方も気にかけながら話しをしていることが多いので、下をむいたまま何となく聞かないように気をつけましょう。

（３） メモをしっかりと取っているか
次に気をつけたいのが、話を聞きながらメモをしっかりと取っているかという点です。これは話を聞く姿勢の1つとして非常に重要なポイントとなるため必ず行いましょう。

また、説明を行う社員の方以外にも会場を巡回して就活生をチェックしているスタッフがいるケースも多いです。そうした場合にどのようにメモを取っているかをさりげなく見ていることもあるでしょう。余談ではありますがメモが美しく、要点がしっかりと整理され、非常にわかりやすいノートであったことをきっかけに次の選考に進んだという逸話を持っている人を筆者は知っています。

それだけメモを取るという行為だけで、さまざまな見られ方をする可能性があるという点を理解しておきましょう。

（４） 身だしなみは正しいか
次に挙げられるのは身だしなみです。スーツの着こなし方は正しいか、スーツやシャツにアイロンがきちんとかけられているか、持ち物は就活生に相応しいものかなど、自然に目に入ってくるものなので注意しましょう。

また、寒い時期の企業説明会ではコートやマフラーを取るタイミングなども注意が必要です。コートは建物に入る前に脱ぎ、裏地が表になるように畳むのが一般的なマナーであると考えられています。

このようなポイントもできている就活生とできていな就活生では自然に比較をされてしまうので、気をつけてくださいね。

（５） 質問をする
最後に挙げられるのが、質問をするかしないかという一番目立つ形での印象を変えるチャンスです。可能な限り、質問をできるように事前に準備をしておくと良いでしょう。

ただし、調べればわかる内容を質問してしまえば、逆にマイナスの印象になることも考えられるので、質問を行う場合には慎重に考えてくださいね。

いかがでしたか？ 企業説明会への参加姿勢は想像以上に重要です。１対１と変わらない気持ちで、正しいマナーや取り組み方を理解し、好印象な