MonotaROの企業研究

今回ご紹介するのは、間接資材の販売やPB商品の開発で有名なMonotaRO。

この記事を読んでいる方の中には、MonotaROへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、MonotaROの経営理念や同じ通信販売業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数ある通信販売会社の中で、なぜMonotaROなのか？」という質問への対策を考えましょう。


MonotaROについて深く知るために、まずはMonotaROの経営理念を確認しましょう。そこからMonotaROが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

MonotaROの企業理念は、以下の通り。
『互いに敬意を持ち仕事をすること。小規模な変革を迅速に試し、その結果にこれさえ守れれば、モノタロウは成長し続けます。』
（企業HPより引用）

ここから分かるポイントは、「敬意」「続ける」の2点。
MonotaRO では、仕事に対する気持ちを大事にし、小さなことでも迅速に対応することで成長することを目標としています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の2点です。

• 「今までに敬意を持って行ったこと」
• 「今までに持続して続けてきたこと」

次に、通信販売業界におけるMonotaROと競合会社と比較してみましょう。
MonotaROの競合といえば、アールエスコンポーネンツが挙げられます。
MonotaROとアールエスコンポーネンツはどのように違うのでしょうか。

事業について比べると、MonotaROでは間接資材と呼ばれる商品を取り扱っており、製造業や自動車整備業、工事業に使う消耗品などを扱っています。
消耗品以外にも、工場交換部品や整備工具、タイヤなどの取り扱いもあります。
商品はほとんどの場合に1単位から注文することが可能で、MonotaROオリジナルの商品として、プライベートブランドにも力を入れていることが特徴です。何でも揃うという品揃えを実現するために900万点もの商品と取り扱い、注文からお届けするまでの時間をスピーディに対応できるような努力をしています。

一方でアールエスコンポーネンツでは、研究開発や保守、メンテナンスなどの分野で使用する電子部品や半導体などの産業・工業部品をカタログ販売しています。
取り扱っている商品には、産業用の消耗品として作業現場用品、工具・ホースなど取扱いや、IT関連ではAV機器、オフィス用品などの取り扱いがあることが特徴です。
商品は10万点の取り扱いがあり、翌日にお届けするなどのサービスも行っています。

次に福利厚生について比べてみると、MonotaROでは完全週休2日で、お誕生日休暇などの休暇関連も充実しています。各種保険以外にも資格取得支援や、知識・技術習得支援などの支援も行っていることが特徴です。
一方でアールエスコンポーネンツでは（中途採用の内容として）各種保険の充実以外に、えらべる倶楽部や自己啓発援助制度などの支援が充実している事が特徴です。
休暇に関しては125日からと外資系ならではの充実ぶりです。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
間接資材を取り使う通信販売の業界は、MonotaROが先行する形で拡大しています。
MonotaROでは平成26年の売上高が前年比の27,8％増加していることから、業界に伸びる余地があることが考えられおり、平成27年になりこの業界にアマゾンが「産業・研究開発用品ストア」として参入したとこにより、企業間の競争はより激化することが予想されます。
ネット経由の売上高が大きく占める業界だけに、よりスピーディな対応が今後も注目されることでしょう。

ここまでMonotaROについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。 選考フ