ウェザーニューズの企業研究

今回ご紹介するのは、世界中の気象を観測、分析、予測などしていることで有名なウェザーニューズ。

この記事を読んでいる方の中には、ウェザーニューズへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、ウェザーニューズの経営理念や同じ情報通信サービス業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数ある情報通信サービス会社の中で、なぜウェザーニューズなのか？」という質問への対策を考えましょう。


ウェザーニューズについて深く知るために、まずはウェザーニューズの経営理念を確認しましょう。そこからウェザーニューズが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

ウェザーニューズの企業理念は、以下の通り。
『サポーター価値創造“Always WITH you！”いざという時、人の役に立ちたいという原点の想いを胸にスタッフ全員の力を結束することにより、大堅企業として無常識なイノベーションとレボリューションをもって「サポーター価値創造」を実現することが最高の経営理念である』
（企業HPより引用）

ここから分かるポイントは、「結束」「価値創造」の2点。
ウェザーニューズでは、スタッフ全員で結束することによって、いざという時に役に立つことの出来るような企業を目指しています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の2点です。

• 「今までに仲間と結束して行ったこと」
• 「今までに目標に向かって取り組んだこと」

次に、情報通信サービス業界におけるウェザーニューズと競合会社と比較してみましょう。
ウェザーニューズの競合といえば、ウェザーマップが挙げられます。
ウェザーニューズとウェザーマップはどのように違うのでしょうか。

事業について比べると、ウェザーニューズは日本に本社を置き、世界各国に展開しながら世界中の気象を観測、分析、予測などをしています。サービスとして航海気象、鉄道気象、サッカー気象などの様々な分野に向けての気象関係サービスを提供しています。
例えば航海気象では、「船乗りの命を守りたい」という気持ちから、刻々と変化する波や風などの海の状況を分析しているとこが特徴です。

一方ウェザーマップでは、気象予報士サービス、情報提供サービス、関連サービスの3つからなっています。気象予報士サービスではテレビやラジオの出演、番組サポート、コラムの執筆を行い、情報提供サービスではコンテンツの提供や気象データの提供を行っていることが特徴です。
関連サービスでは、気象予報士受験講座や気象予報士の就職支援などを行っています。

次に福利厚生について比べると、ウェザーニューズでは、週休2日制や産前産後休暇などが充実しています。その他にも、事業所内で保育をするスペースが設け、学童スクールを開講するなど、勤めているお子さんを持つ方でも働きやすい環境の提供を進めています。
一方でウェザーマップでは、気象予報士の支援として登録制で就職のサポートをし、業務委託契約という雇用形態で半年ごとの更新となっています。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
モバイル向けなどにも情報を提供している業界は市場規模が横ばいでしたが、平成25年にかけて増加傾向にあります。その背景には夜間のテレビ視聴が低迷している面がありますが、インターネットの普及によりインターネットでテレビを見る方が増加している事から、インターネットやモバイルは第二のメディアとして定着して、インターネット環境拡大によりネットでの広告需要が伸びており、既存のテレビや新聞などに大きく影響を与える存在となり、ビジネスモデルとして過去からの脱却が重要なポイントとなってきます。
より魅力的なサービスによって需要を確保していく必要があります。

ここまでウェザーニューズについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。