面接で長所・短所を聞かれたときの答え方

面接で多く聞かれる、あなたの長所と短所。面接官はこの質問を通して長所と短所を単純に知りたいだけではありません。

あなたの回答からあなた自身が自分をどのように認識していて、どのような特徴を活かして働きたいと思っているのか、また面接官の目から見てどのように働いてくれそうかを判断する非常に重要なポイントとなります。

具体的には、どのようなポイントを押さえて回答すると効果的なのでしょうか？
長所と短所、それぞれの回答に求められるポイントを理解しておきましょう。 １） 実際にその能力を発揮したシチュエーションを答えられるようにしよう

「長所は○○です。」と、ポイントを伝えるだけでは説得力がありません。

「長所は○○です。（結論）／具体的には△△の際にこの力を発揮しました。（具体例）／その結果、□□という成果に繋がりました。（長所を活かして導きだした結果）」

というような流れで具体的に伝えることでより内容が伝わることを覚えておきましょう。

また、1つのエピソードだけでなく、その他の場面でもその長所が活かされた経験があれば尚説得力が高まります。時折、1回の経験だけでは長所とは言えないのでは？と、 やや厳しい質問をされることもあるので、自分の経験をしっかり棚卸しして、長所を伝えた後の質問にも対応できるように準備をしておきましょう。

２）その長所を仕事にどのように活かせるのか？を盛り込もう
さらに効果的に長所を伝える場合に必ず押さえておきたいのが、【その長所を仕事にどのように活かせるのか？】という視点です。長所を問う意図は、仕事の場面であなたがどのような振る舞いができる人なのかということを知りたいという点にあります。

企業研究や説明会などで得た情報と照らし合わせ、自分の長所をどう活かしますという内容を必ず考えておきましょう。 １）マイナスイメージだけを伝えない工夫をする

まずは、マイナスイメージでそのまま終わらないように伝え方の工夫が必要です。例えば、長所の裏返しの内容を伝える、短所だと気付いて改善しようと試みた経験を交えて話すなどのプラスイメージに繋がる内容を考える必要があります。

２）任される業務に致命的な内容は避ける

志望している企業や職種において致命的な短所は、面接では触れない方が懸命かもしれません。あくまで例ですが、営業職志望なのに「人と話すのが苦手です。」、開発職なのに「短期で継続することが苦手です。」といったポイントが短所だとしたら、向いていないのでは？という印象を与える可能性が高いでしょう。

それぞれの役割に求められるポイントを想定して、適切な回答をできるように事前に考えましょう。

いかがでしたか？ 長所・短所に関する質問は、具体的に伝えることに加えて、相手がどのような学生を採用したいと考えているかに沿って想定を