テストセンターで選考突破するために知っておくべきこと

多くの企業が採用試験に利用しているテストセンター。テストの問題自体はSPIと同様ですが、テストを外部会場で受験するシステムとなっています。パソコンで受験をするため、実は問題の出され方にも特徴があります。

そこで今回は、テストセンター受験時に押さえておきたい対策ポイントについてご紹介していきます。 テストセンターで出題される問題は基本的にはSPIと同様です。能力検査（言語問題、非言語問題）と性格検査で構成されることが殆どです。企業によっては、これに英語の試験が追加されます。性格検査は予約時に自宅で事前にパソコン・スマートフォンから受験することになります。余裕を持って予約を行うようにしましょう。

能力検査（言語問題、非言語問題）はテストセンター会場での受験となります。テストセンターで出題される問題はSPIに基づいているものの、あなたの回答次第で次の問題や問題数が変化する仕組みになっているのが最大の特徴です。間違えれば簡単な問題に、テンポ良く問題に正解すると難しい問題に変化すると一般的には言われています。回答率及びスピードからあなたのレベルが判定できると問題が終了します。時間内になるべく難しい問題を解くことで評価が上がるので、時間内に着実に問題を解きつつもある程度のスピードが必要です。 （１）時間内にテンポ良く解けるように事前の準備を
テストセンターはパソコンで問題を解くことになるため、筆記で実施するときと感覚が異なります。本命の企業の前に余裕を持ってテストセンターを受験できる企業を受験しておくことや、他のWebテストも含めてパソコンで回答をしていく形式になれることがまず大事です。また、対策サイトの１例としてユーキャンが「テストセンターシミュレーション」というコンテンツを提供しているので、試しに受けてみるのもの良いでしょう。

■テストセンターシミュレーション
http://www.shukatsu-kami.jp/spi2/testcenter/simulation/index.html

また、数多くの問題数を練習し、本番に難しい問題をなるべく解けるように事前準備を行いましょう。

（２）メモ用紙を利用して確実に解くようにする
本番の会場では貸与されるメモ用紙と筆記用具を使うことが可能です。効率回答ができるように非言語問題を解く際には有効活用しましょう。

（３）本命前に早めの受験と、失敗時には再受験で良い結果の使い回しができるように
テストセンターの１つの特徴は、１度受験した結果を他の企業の筆記試験としても流用できるという点です。もし１回良い結果を残せればそれを何度でも利用できます。一方で、失敗した結果を何度も利用すると多くの企業で不合格となってしまいます。
早めに受験機会を獲得し慣れると共に、必要であれば複数の機会に受験しより良い結果を企業に提出できるようにすると大きく通過率が変わります。

いかがでしたか？ テストセンター対策は、SPIの対策と同時に行いつつ、特有のポイントに惑わされないように早めの受験や難しい問題でもしっか�