就活に名刺って必要？

就活をスタートすることになると、「就活生も名刺を作っておくべき？」という疑問を持つことも少なくないでしょう。実際に、大学の生協などでも名刺を作れるサービスがあったりするので、準備自体は難しくはないのです。

その一方で、名刺を持つメリットや注意点は理解した上で活用した方が良いのが現状です。社会人からどのような点を見られているのか理解して、適切に活用しましょう。 就活生が名刺を持つ最大のメリットは、社会人と名刺交換をすることでお礼の連絡や質問の連絡をしやすくなるという点でしょう。特にOB・OG訪問や会社説明会の質問時間の後などに、さらにコンタクトを取りたいと思っている場合には有効な手段になることがあります。

こちらから名刺を差し出すことで、反射的に相手も名刺をくださることは、少なくありません。（ただし、持ち合わせていなかった場合や相手が意図的に渡さないケースもあり得るので、無理にお願いをしないようにしましょう。）

また、就活イベントなどで出会う同じ就活生との連絡先交換という点でも役立つことがあります。就活では就活生同士の情報交換は非常に重要です。時折、非公開の選考情報や説明会などの情報を得られることもあるので、上手に活用したいところです。 もしも名刺を持つのであれば、記載内容には注意が必要です。特に注意が必要なのが、「SNSのアカウント」と、「肩書き」です。

SNSについては過去の投稿も含めて、マイナスの印象を与えるような投稿や不適切な内容があった場合、マイナスの印象にしかなりません。

肩書きについては、ゼミ、サークル、インターンシップ、なかには学生起業をしていて、それぞれの役割について肩書きを記載しているケースがあると思います。ただしなかには、社会の一般常識から見て使用方法が間違っている肩書きが散見され、誤解されやすい原因ともなっています。

名刺を持つ際には、上記２点は自信がない場合には記載しない方がベターでしょう。

また、就活生が名刺を利用することは部分的にはメリットがあるものの、前述の注意点も含めて実はマイナスの印象を与えていることも多いのです�