フォアキャスト・コミュニケーションズの企業研究

今回ご紹介するのは、日本テレビのグループ企業で、テレビ、映画、アニメ、イベント等におけるWebコンテンツ提供で有名なフォアキャスト・コミュニケーションズ。

この記事を読んでいる方の中には、フォアキャスト・コミュニケーションズへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、フォアキャスト・コミュニケーションズの経営理念や同じインターネット関連業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数あるインターネット関連会社の中で、なぜフォアキャスト・コミュニケーションズなのか？」という質問への対策を考えましょう。


フォアキャスト・コミュニケーションズについて深く知るために、まずはフォアキャスト・コミュニケーションズの経営理念を確認しましょう。そこからフォアキャスト・コミュニケーションズが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

フォアキャスト・コミュニケーションズの企業理念は、以下の通り。
『常にユーザーの目線に立った上で、面白いと思うこと、やりたいと思う事には積極的に挑戦していきます。』
（マイナビ2016　フォアキャスト・コミュニケーションズページより引用）

ここから分かるポイントは、「創造性」「挑戦」「社会貢献」の3点。
フォアキャスト・コミュニケーションズの社員として、視聴者やインターネットユーザーのために、既存の枠にとらわれない新たな発想で、多くの方に満足してもらえるサービスの展開を目指す。
常に主体的に行動しながらも、仕事の仲間とも協調し切磋琢磨し合って会社の目標達成に貢献する。
ひいては会社の発展が、豊かな社会の創造にも寄与することになる。
同社は、このような志を持った人物を求めています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の4点です。

• チームとしてどのような目標をどのようにたてたか
• 目標達成のために個人としてどのような役割を果たしたか
• 目標達成の過程で経験した失敗や挫折から学んだこと
• 以上の体験で得たことを、仕事の上でどのように活かしたいか

次に、インターネット関連業界におけるフォアキャスト・コミュニケーションズと競合会社と比較してみましょう。
フォアキャスト・コミュニケーションズの競合といえば、テレビ朝日メディアプレックスが挙げられます。
フォアキャスト・コミュニケーションズとテレビ朝日メディアプレックスはどのように違うのでしょうか。

フォアキャスト・コミュニケーションズは日本テレビのWeb部門が独立して設立された会社。 日本テレビで放送されている番組をさらに面白いものにするために、インターネットを通して日本テレビ公式ホームページやアンパンマンのスマホ向けアプリやサイト等、様々なコンテンツを配信し、クロスメディア事業、コンシューマー事業、広告事業、インテグレーション事業という4つのドメインで事業展開を行っています。

対するテレビ朝日メディアプレックスは、テレビ朝日の公式Webサイト、データ放送番組、BS・CS放送のデジタルコンテンツ制作の運営を行っており、日本でトップグループのコンテンツ総合企業を目指すテレビ朝日のデジタルコンテンツ制作分野に携わっています。Web制作部、マルチデバイス事業部、事業開発部、データ放送事業部の4つの事業を展開しています。

次にフォアキャスト・コミュニケーションズとテレビ朝日メディアプレックスの財務状況を見てみましょう。
平成25年度の売上高は、フォアキャスト・コミュニケーションズが30億8,700万円であるのに対し、テレビ朝日メディアプレックスは14億8,200万円で、ほぼ半分という結果になっています。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
日本の放送コンテンツの海外展開は、それらコンテンツを通して日本の製品やサービスに対して与える好意的な印象を与えるほか、日本を訪れる外国人観光客のさらなる増加等、様々な波及効果を期待することができるとともに、「クー ル・ジャパン戦略」、「ビジット・ジャパン戦略」、「地方の創生」等の国家戦略にも貢献する可能性を持っています。
特に、今後大きな成長が見込まれるアジア新興国を取り込み、日本の経済成長や地域経済活性化を促すため、「放送コンテンツの海外展開の促進」を大きな柱の1つとし（「日本再興戦略」（平成25年6月14日閣議決定）、「平成30年を目標に、放送コンテンツ関連海外市場売上高を平成22年度（66.3億円）の約3倍に増加」という国家目標を定めています。平成25年時点では約106億円という結果に。

ここまでフォアキャスト・コミュニケーションズについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を�