株式会社大和総研の年収・インターン・選考・採用情報│企業研究記事

多様な研修プログラムをはじめとした人材育成制度のほか、実際の業務の中で人を育てていく風土があります。福利厚生も充実している、シンクタンク業界の株式会社大和総研の年収・キャリア・インターン・選考・採用情報について、就職活動の観点から企業研究しました。
下記４つのトピックに分けてご紹介します。

◆ TOPIC
• 大和総研の募集職種・採用情報と平均年収は？
• 大和総研の福利厚生と研修
• 大和総研のインターン・選考・面接対策情報
• 大和総研の年収、キャリア、インターン・選考・採用情報のまとめ

株式会社大和総研の戦略・強み・弱み・競合他社情報はこちらの記事へ
大和総研グループはグループで採用活動を行っており、新卒採用での募集職種は「総合職リサーチ・コンサルティングコース」「総合職システムコース」という2つのコース別採用となっています。このような採用を行う目的は、若手社員をプロフェッショナルに育て上げるためで、入社後はそれぞれのコースでスキルアップをしていくとのこと。
リサーチ部門の仕事は、国内外の経済分析、政策分析、金融市場・金融ビジネスの動向、金融税制、環境・CSRなど、長年継続してきた多様な分野における調査分析活動をもとに、高度な専門知識を活かし、幅広い情報発信や政策提言を行うこと。
一方、コンサルティング部門は、証券系シンクタンクとして蓄積してきた「知見」「洞察力」を活かすとともに、大和総研グループのSI機能と連携し、時代を先取りしたコンサルティングを展開していく業務に携わります。
出典： 採用情報 | 大和総研グループ新卒採用サイト
出典： 各部門について | 会社情報 | 大和総研グループ新卒採用サイト

また気になる大和総研でのキャリアですが、採用HPの社員インタビューをのぞいてみましょう。 アジア事業開発グループのコンサルティング部門で活躍する、2016年入社の女性社員S.F. さんです。

現在の業務は、アジアを中心とする海外の電子商取引や投資環境に関する調査・コンサルティング業務など。具体的には、経済産業省など官公庁のプロジェクトに絡んだ受託調査や、事業会社からの投資・海外進出に向けた市場調査のため、情報収集や現地調査、報告書の執筆を行っているそう。また、S.F. さんの部署では東南アジア各国別の投資ガイドの作成も行っており、特に強い関心を寄せているミャンマーを担当させてもらっているとか。
この仕事の楽しくも難しい点は、明確な正解がないところ、と述べる、S.F. さん。ヒアリング先やプロジェクトのメンバーには母国語や職業の異なる人がたくさんいるため、相手の考えや要求を適切に理解することが難しく、報告書を作成する時には、どのようにまとめれば良いかと悩むことが多々あるそうです。
そんな時は、先輩や上司からヒアリング項目の添削などを行ってもらうことで、報告書に深みを持たせることも。若手だからと遠慮せず、お互いに意見を出し合うことで良い成果物を生み出すところに、この仕事の醍醐味を感じているそう。
大和総研には、手厚いサポートのもと、年次を問わずチャンスを与えてくれる風土があるため、若いうちから責任のある仕事に挑んで成長したい人には最適な場所のようです。

次に、S.F. さんが入社以来、どのようなキャリアステップを歩んでいるのか見てみましょう。
まず、入社後は2ヶ月間の新入社員研修。ビジネスマナーや業務の基礎を学んだそう。そして、1年目には、早くも東南アジアを中心に調査・コンサルティングを担当。先輩に同行してタイでの現地調査を経験しました。さらに、1年目後半には、初めて1人でロシア出張。スケジュール管理やヒアリング先の選定から、質問項目の検討などにおいて主体的に動いたそうです。2年目には、ロシア現地調査の報告書をもとに提案書を作成し、案件落札につながるという経験も。
若手にも責任のある仕事を任せる事で、本人の成長を促すという、大和総研での働き方を体現していることがうかがえます。
出典： 社員紹介 | 大和総研グループ新卒採用サイト

また、平均年収は有価証券報告書調べによると1,072万円。一方で初任給は、大学卒で月給24.5万円です。
社長曰く、シンクタンクとは「人材の会社」であり、大和総研は社員がやりがいを持って仕事ができる職場環境に注力しています。一番力を入れているのは、社員のモチベーション向上と大和総研グループの一員であるという誇りを最大限に高めること。社員一人ひとりが日々の生活を充実させ、前向きに仕事をし、より実りある人生を歩めるよう、さまざまな福利厚生制度が用意されています。

独身寮や住宅補助はもちろん、出産一時金として1人目か2人目の場合は62万円、3人目以降になると別途200万円もらえるなど、仕事と育児の両立に関する支援が大変充実しています。例えば、同社における女性社員の割合は20％で、育児取得率は100％。育休からの復職率は94.9％と、ほぼ全員が職場へ復帰しています。
この数字からもわかるように、出産や育児といったライフイベントを経ても、やりがいを持って働くことができる環境がうかがえます。大和総研グループでは、さらに多くの女性社員が活躍できるよう、育児休暇や短時間勤務をはじめとした制度を充実させ、社員一人ひとりの多様な働き方の実現を目指しています。管理職として活躍する女性社員も増えているとか。

また、夏に実施している「家族の職場訪問」は、風通しのよい職場づくりの一環となっているそうです。これは、大和証券グループ全体で取り組んでいる施策ですが、この職場訪問に全社員が家族を連れてきたくなるような職場を目指しているそう。大和総研の一員として、一人ひとりがより高いプライドを持ち、仕事に情熱を傾けることにより、提供するサービスの品質向上につながっているそう。
さらに、大和総研では、社員の「自ら学ぶ」姿勢や「意欲」を重視し、そのチャレンジを研修などで最大限にサポートすることで、シンクタンクの未来をつくる人材を育てています。

出典： 大和総研グループの研修体系　研修体系 | 会社情報 | 大和総研グループ新卒採用サイト

また、メンバーの相互連携を促し更なるチームワークの醸成を目的に、効率的な運営を行ったチームを表彰するなど、モチベーションの向上や組織の活性化に向けた取り組みにも注力するなど、やりがいを持って働くことができる職場環境がうかがえます。

ここまで大和総研についての様々な情報を見てきましたが、最後は大和総研の過去のインターン・採用・面接情報を知り、早めの対策準備を行って�