アキュラホームの企業研究

今回は、住宅業界の革命児として名高い「株式会社アキュラホーム」をご紹介したいと思います。
同社は、業界のルールによって決められていた価格を見直し、「高品質の家を適正価格で提供する」というタブーに挑戦しています。その独特な経営手腕はマスメディアで広く注目されており、「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」など話題の番組で取り上げられたこともありますので、ご存知の方も多いかもしれません。同社は、ここ10年で460％の増収という驚異の数字を記録。正真正銘の成長企業であり、たとえ住宅業界を目指していなくても、そのスタンスに興味を持って入社する人も多い会社です。
では、詳しく見ていきましょう。 2013年の初任給実績は、大卒22万6000円。賞与は、年2回。2013年の実績では夏は2ヶ月、冬は2.2ヶ月分が支給されました。この他、営業職に配属された場合、自身の車両を持ち込むと、車両持ち込み手当として月25000円が支給されます。また、建築や住宅販売にかかわる資格取得を奨励しており、お祝いとして一時金が支給されるなど、キャリアアップを応援する制度があります。

［お祝い一時金例］ ※リクナビ2015より引用します。

宅地建物取引主任者：20万円
インテリアコーディネーター：20万円
２級ファイナンシャル・プランニング技能士（AFP）：10万円
１級建築士：40万円
２級建築士：20万円
１級建築施工管理技士：20万円
２級建築施工管理技士：10万円

給与体系は、業界の営業職給与の主流となっているインセンティブに重きを置くのではなく、固定給を高めに設定しているようです。具体的な年収については明記がありませんでしたが、インターネットでは、新卒入社23歳で350万円?400万円、26歳で533万円といった情報が掲載されていましたので参考にしていただけたらと思います。

平均年齢は38歳。社長は、三代続く大工の家系に生まれ、19歳で起業。その後、成長企業に育てあげた、まさにカリスマ社長です。自身も若くから苦労したことも影響しているのか、自社の社員に対しては失敗しながら成長してほしい、という思いが強く、「挑戦」を重んじる社風がしっかりと根付いています。カリスマ社長の近くで、経営学を学びたいと考える社員が多いようです。

高品質な家を適正価格で広めていくための住宅事業全般となります。詳しくは3つの事業にわかれていますので、個々に見ていきましょう。 1. 住