寺岡精工の企業研究

今回は、「株式会社寺岡精工」をご紹介します。同社は、百貨店やスーパーマーケットなどで毎日活躍している電気計量システムやPOSシステム、ラベルプリンタなど、さまざまな機器を製造しています。手動計量があたりまえだった時代に、重さを正確にはかり、重さに応じた金額をスピーディに計算するシステムを構築。世界初の自動機器を世の中に送り出してきた「発明家集団」でもあります。では、詳しく見ていきましょう。 2013年4月実績の初任給は、「営業職」および「技術開発職」は、大卒月給24万6000円(裁量営業手当含む)、「フィールドサービス職」は、大卒月給24万6000円となっています。この他、同社規定に基づく交通費全額支給、役職手当などが別途支給されます。初年度の月給平均は、24万円程度となっています。年2回の固定賞与の他にインセンティブ賞与があります。給与面では満足していると考えている社員が多いようですが、昇格は難しいようです。また、ボーナスは、インセンティブ賞与頼みとなっており、業績によって大きく変動があるようです。インターネットの口コミサイトによると、入社2年目・年収480万円程度という情報がありました。詳しい年収事例については、会社説明会等でご質問ください。
福利厚生面では、男子寮・男女を対象にした借り上げ住宅制度があります。本社には安価な食堂があり、営業所部門においては、食事手当として月1万2000円が支給されます。また、ハワイや箱根などに保養所があります。
平均年齢は、42歳。平均勤続年数は15年以上となっており、定着率は良いようです。本社は福利厚生面で充実しているようですが、営業拠点では残業が多く、土日出勤があるという情報がありました。本社と営業拠点の雰囲気に差異があるようですので、会社説明会等でご確認ください。

同社の原点となるのは、1928年に手がけた「寺岡式敏感自動はかり」です。手動計量が一般的であった時代に、自動計量機器を開発。その後も国内�