大陽日酸の企業研究

今回は『大陽日酸株式会社』について見ていきたいと思います。
大陽日酸は、産業ガスメーカーです。産業用ガスを取り扱っているため、企業名ぐらいしか聞いたことがない人も多いと思いますが、産業用ガス業界では、国内最大手、世界でも5位のシェアを誇っています。
そのような大陽日酸は、2004年に1910年に設立された日本酸素株式会社と1918年に設立された大陽東洋酸素株式会社という歴史のある企業同士の合併によって設立されました。2014年には三菱ケミカルホールディングスがTOBにより、51％の株式を買い付けたため、現在は三菱ケミカルホールディングスの傘下の企業の1つとなっています。
近年は、グローバルな産業ガスメーカーとして、海外での事業展開にも力を注ぎ、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジア、中国、台湾、韓国などで投資活動やM＆Aを積極的に推進しているようです。
そのような大陽日酸について、詳しく見ていきましょう。 次は、気になるデータについて見ていきます。
平均年収は、809万円となっています。日本全体の平均年収と比べると1.81倍程度であり、高額であると言えるでしょう。また、大陽日酸の位置する化学業界の平均と比べても約1.33倍となっています。
初任給は、大卒では月給21万5,000円、修士了では月給23万0,000円、高専卒では、月給18万5,000円となっています。初任給は平均より、少し高いようです。

平均年齢は、42.0歳となっています。また、平均勤続年数17.2年となっており、長く働くことが出来る環境が整っていると言えるのではないでしょうか。

大陽日酸では、事務系と技術系の職種に分けることが出来ます。 事務系では、営業部門と管理部門があります。 営業部門では、酸素・窒素・ア�