経験から判断し、迷いのない就職活動（２）

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私は、９月に初めてのサマーインターンに参加しました。
製薬業界のMR職インターンで、期間は全部で5日間でしたが、4日間は連続でMR職インターンとして行い、最後の1日は薬学系インターン生と合同で12月に行うという不規則なスケジュールでした。そこでは、製薬業界やMRの仕事、その企業のことについて学びました。実際に営業所を訪問して、現場のMRの方にお話しを伺ったり、実際に一つの薬について（病気も含め）深く学び、その薬についてプレゼンテーションを行うMR体験を行ったりということもし、MRとして働くイメージが湧く内容でした。
このインターンに参加したことで、製薬業界のこと、製薬業界でのその企業の強み、その企業の思いなどを深く理解することができました。これは、ただ説明会に行っただけ、ホームページやパンフレットを読んだだけでは得られないものだと思うので、もともと志望度の高い企業や、気になるがよく分からない企業などについては、積極的にインターンシップへエントリーしてみることをお勧めします。
しかし、インターンシップには注意も必要です。私はこのインターンシップに参加してからしばらくの間、「私はMRになる！」と胸をときめかせていましたが、学校の先生や友だち、家族などに話すに連れて、自分がやりたいことが出来る場ではないと冷静に考えることができるようになりました。どうしても、インターンに参加した企業は、とっても素敵に見え、色々と知った気になってしまいます。しかし、そのような興奮を一度抑え、冷静に自分とその企業について見てみることが必要です。 10月は、主に4つのことに取り組んでいました。
第一に、最も参加したいと思っていたインターン（11月開催）の選考です。こちらは、グループ面接が2回ありました。

第二に、就職活動イベントへの参加です。マイナビやリクナビ、みん就など様々なところがイベントを開催しているので、その中から興味のある企業がくるイベントに参加しました。結論から言うと、多くの企業が集まるイベントは、知らなかった企業を知るきっかけにはなりますが、会場が広く、学生も非常に多いため、企業を深く知ることは出来ませんでした。そのため、"気になる企業があり、もっと知りたいから行ってみる"というスタンスの方にはおすすめできません。そのような場合は、多くの企業が集まるイベントではなく、一つ一つの企業主催の会社説明会に行くことをおすすめします。"全くどのような企業があるか分からず、とりあえず色々な企業を知りたい"というスタンスの方には、この手のイベントは良い機会になると思います。

第三に、キャリア面談です。これは、色々な企業のことを知っている社会人の方に1対1でお話しを聞いていただくというもので、複数回行いました。自分の中でただもんもんと考えているよりも、人に話した方が「分かった気になっていた部分」が明らかになったり、どこが他者から見ると疑問なのかが知れたりしました。社会人にアポイントを取るのが難しいという方は、周囲の友人や先輩などに相談してみるのも良いと思います。人に話すことで得られる気付きは、非常に大きいと私は感じました。

第四に、研究活動です。これは就職活動とは関係のないことだと思われるかもしれませんが、私は研究内容が、就職の先にある将来やりたいことに密接に関わっていたため、研究も就職活動の一部のようなものでした。具体的にこの時期に行ったのは、100人を対象にアンケート調査を行い、その結果を統計分析するということでした。就職活動が忙しくなる時期ではありましたが、アンケートから初めて得られた知見などについては、将来やりたいことを話す上でも重みが増しましたし、視野が広がりました。

ベンチャー企業の個人面接や、大学での言語のテスト、研究発表のフォーラムへの参加など慌ただしい時期でした。特に、研究発表のフォーラムで�